文字サイズ(||)|サイトマップ | お問い合せ 

 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


岩の平園・第二岩の平園
新潟県 佐渡市「岩の平園」「第二岩の平園」知的障害者更生施設合計定員100名
平成10月7日(月) 全国報告会in佐渡市

 朱鷺の放鳥・秋本番の日本海・自然の造形美と変化を誇る佐渡。
 10月7日(月)佐渡市トキのむら元気館で約70名が参加して開催されました。
 会場には岩の平園・第二岩の平園の芸術家が天性豊かに描いたアクリル画が展示され参加者の目を奪いました。また、自分の作品を見つけじっと見つめ、満足そうに微笑む顔が印象的でした。その力作に囲まれての佐渡市報告会でした。


(写真は、絵画作品の前の佐渡市副市長の甲斐元也さんと木村理事長)

 感声アイモの木村理事長は、主催者挨拶で参加者に元気な声で「佐渡おけさ」を披露し、「感性とは心の声・展示してある絵は心の絵です。岩の平園の皆さんは素晴らしい才能を持っている。発声をして絵を描いて来ました。その中では佐渡市畑野の宮川出身の「おくの細道」の研究者故福田眞久先生の「片雲の心おくの細道・芭蕉の心三百年」を紹介し朗読して来ました。」とマイクを使わず直接元気な声で訴えました。



(写真は、自分の絵画作品をじっと見つめる施設利用者)

 佐渡市から副市長の甲斐元也さんと佐渡市社会福祉協議会常務理事浅井賀康さん(写真)からご来賓の挨拶を頂きました。



 甲斐元也副市長は特に「放鳥されたトキも感声アイモの皆さんを歓迎しています。感声については昨日まで解らなかったが資料を読んで2つの事が思いあたりました。」
「1つ目は、今の日本はどうもおかしくなっている。弱い人をいじめ、家族の絆が切れている。こんな記事が毎日のように新聞に出ているが人間の基本である魂の問題・美しい日本語が失われたからではないでしょうか。
2つ目は、母から腹の底から大きな声を出せば健康になる。悪い事をすると声が小さくなる。大きな声を出しなさいと言われて育った。感声アイモは障害のある人や高齢者を元気にし介護予防の活動もしている。これからも実践を重ね日本の為に貢献してほしい。」とマイクを使わず話されました。

 佐渡市社会福祉協議会常務理事浅井賀康さんは「壁に展示してある絵を書いた人の思いを痛感し、感激しました。施設・地域で障害を克服する力を感声アイモの心と体の健康訓練で高めてほしい。」とマイクを使わず挨拶されました。




 つぎに、感声アイモの事務局長で声育士の菅原が全体報告をし、今日までの取り組みを紹介しました。
その中では特に「佐渡で知的障害のある方が元気になり、社会参加・社会自立のモデルを作りたい。今まで、佐渡の観光は、美しい景色と佐渡の食べ物が中心です。
 しかし、これからの地域おこし、観光は人間の力に大きな展望を見つけなければなりません。佐渡に行けば障害のある方が元気に話し、どんどん社会で活躍している。その方法を研修する為に佐渡に行こう、是非勉強したいという研修事業も重要ではないでしょうか。
 高齢者がいつまでも健康で元気に働く事で地域が活性化し、佐渡が元気になればその元気のもとを勉強したいと全国から研修に来るようになればこれも街おこしになる。
 これからの地方財政も国家の財政も「健康が中心」です。その典型を佐渡で実現したい。今回の全国報告会は元気になる訓練方法を佐渡に紹介する為に開催しました。」と訴えました。

 引き続き他の施設の報告として、野田市で開催した報告会のDVDを紹介しました。
 施設の報告として、岩の平園・第二岩の平園を代表して岩の平園の相田兆位園長さんが挨拶し、具体的な報告を支援員の佐々木大介さんが行いました。

 次に施設料利用者を代表して第二岩の平園の岩崎由紀子さんが舞台で次のメッセージを一生懸命に大きな声で読みました。
「私たちは、昨年の7月からアイモ感声による勉強をしてきました。みんなで、声を出す練習をしたり、アクリル画を描いて来ました。元気に声を出すことにより明るくなりました。
 また、アクリル画も楽しく描くことが出来ました。次回からの勉強も楽しみにしています。」
 次に岩の平園・第二岩の平園の有志の皆さんが舞台で発声の実演を会場の皆さんに披露すると会場から大きな拍手がわき起こりました。

  国指定重要無形民俗文化財「佐渡文弥人形芝居」の「常磐座」の皆さんが「山椒大夫」親子対面の段を披露して頂き、盛会のうちに終了しました。

 寄せられたアンケートの中で特徴的な感想と意見を紹介します。

アンケート及びコメントより
・(感声について)活動の報告で理解する事が出来た。
・発声が心と体の健康に大きく貢献していると感じた。
・今後もがんばって活動を推進して下さい。佐渡市での開催本当にありがとうございました。
・素晴らしい。活力を感じた。
・ご活躍下さい。
・大変参考になりました。大きな声を出す事の大切さを知りました。
・(感声について)もう少し時間がとれると良かった。
・(声育士について)もっと勉強したいです。
・私たちの施設でも取入れたいです。
・利用者にもさせてみたいと思いました。
・大感動です。ビックリしました。私どもの施設にも来て頂き、ご指導頂きたいくらいです。
・(感声について)声を出す喜びを実感出来た。
・(声育士について)生き生きした姿がすてき。
・(声で育む幸せづくりは)素晴らしいと思いました。

参考資料

新潟県に配布された
佐渡市報告会でのポスター
佐渡テレビのニュースに放映。
平成20年6月11日(水) 第11回研修会

 佐渡は晴れやかな晴天に恵まれ絶好の研修日和です。



 発声訓練をしてから絵画の製作を行います。写真は絵がうまく描けるようになるのと声が良くなり健康になる為に感声アイモが考案した「はっ・はっ・はっ・はっ・はーーー」繰り返し,そのスピードを挙げていく体操です。

   皆さん元気な声で汗一杯にながら大きな声を挙げます。

   「岩の平園」の皆さんは、自主参加で、絵画研修は5から6名位から始まりましたが、現在の参加者は25名を超えています。

 中には素晴らしく大胆な構図と色彩を使う方がいらっしゃいます。施設を利用される方の中にはとんでもなく卓越した才能を発揮する方がいらっしゃいますがなかなかその才能を見いだすことは難しく社会に紹介される機会は希有といえます。

 しかし、その才能を見いだすことはこれからの社会を考えると極めて重要なことです。その人の才能を発見し育むことは日本の未来を創ることにも繋がります。

 現在、才能を見いだせず・育めず・社会生活が出来ないとされ施設で生活する人が多くなっています。その原因は、様々あると思いますが、その問題を解決する力を持たなければ今後さらにこうした現状が続きます。

 施設の皆さんの才能は社会で立派に通用出来ます。そのシステムを作れば可能です。それは、今までの常識では不可能で,全く新しい発想が必要だと思います。

 大胆な意識改革が出来れば実現出来ます。その為に施設の皆さんは、具体的な実力を発揮するため意気揚々と発声し作画に取り組んでいます。そして、非常に明るく元気になっているのです。

 人は,自分の才能を認められると意欲が湧き,生きがいを感じ,社会に参加し貢献出来るようになります。

 この生きがいを見いだすことが家庭でも学校でも十分に実現出来なくなっているようです。家庭・学校・社会(地域)が共通する価値観を持てなくなっています。その結果施設を利用する方の才能を見いだせず社会に貢献する機会を失う結果となっているのではないでしょうか。

 感声アイモの事業は、実質的に約12ヶ月ですが、この間に自閉症の方が会話し,パニック・行動障害の方が1時間ほどの研修に椅子に座って積極的に参加し,参加者の前で堂々と発表することができました。

 人間はどんどん成長しています。一時的に自閉症・知的障害・発達障害等々の診断が合ったとしても変化しないのではありません。常に成長変化します。

 感声アイモがこの1年間で経験したのは「適切な対応をすれば社会参加・自立が出来る」という確信です。この適切な対応をする為には,旧態依然とした感覚・意識では出来ません。

 大胆な意識改革の上に、将来展望を明確にした具体的プロセスを共有しなければなりません。

 佐渡の「岩の平園」からぜひその力を発揮して頂きたいと思います。佐渡にある企業も佐渡出身の方が経営する多くの企業が佐渡を大切に思っています。

 大きな会社の会長に「岩の平園」の報告をすると「それは親御さんが喜ぶわ」と何度も何度も言いながら涙を流し感動して下さいました。そして大きな協力を約束して下さいました。これが実現すれば素晴らしく大きな社会参加と自立システムが出来ます。
 その他障害者支援に協力的な経営者が応援して下さっています。いよいよ全国報告会の時期が近づき準備が進んでいます。佐渡市の多くの皆さんとこの事業を大切にしながら全国に発信していきたいと思います。
 「岩の平園」のYさんが大声で笑う「ワッハッハッハッハー」の豪傑笑いが印象的でした。

更に過去のログへ→
サイトマップ - ご意見・ご感想・お問合せ
Copyright(C) 2008 KanseiAimo All Rights Reserved.