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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


グリーン・フィンガーズ
埼玉県 さいたま市「グリーン・フィンガーズ」 知的障害者授産施設 定員14名
全国報告会inさいたま市



寒暖の差が激しくなり本格的な冬の到来を感じる爽やかな晴天の日。
 11月15日(土)埼玉県障害者交流センターに約50名が参加して開催されました。
 会場には知的障害者更生施設の岩の平園・第二岩の平園はじめ野田芽吹き学園・松風の里・若駒の里の皆さんが描いたアクリル画が展示され参加者の感動を誘いました。

感声アイモの木村理事長が、主催者挨拶で参加者に元気な声で「佐渡おけさ」を披露し、グリーンフィンガーズの努力の素晴らしさに象徴されるように「やればできる」という心・決意と出来る様になる訓練が結びつけば大きな希望を見つける事ができます。人口700万人の埼玉県は全国4番目に若く、平均年齢44歳。東京都の2倍のスペース。シラコバト長寿社会福祉基金を30年前から共助の精神で実行されていて本当に素晴らしい。人口120万人のさいたま市で全国報告会が実施出来る事は大変嬉しく、更に次のステップに向けて努力して頂きたいと強調し、全国報告会の意義を紹介しました。

 来賓のごあいさつを頂いた、そえのふみ子さいたま市議会議員(写真)は、たった1年半でグリーンフィンガーズがこれほど成長した事に感激しています。
 感声がさいたま市の障害者ばかりでなく就学前の発達障害児・児童生徒・高齢者も含めさいたま市の福祉の向上に大きな貢献をしてほしい。
「福祉はまさに文化」である事を実感しています。と強調されました。

 今日までの全国的な取り組みと今後の展望について感声アイモの事務局長で声育士の菅原三記が紹介しました。
 特に、10年以上前より、知的障害者施設と関わりながら自閉症や多動症・発達障害と言われ、医師からも診断されて来た青年が元気に話し出したり、会話が出来る様になった事実を具体的に報告しました。

 全国で取り組んで来た事業は、そうした長い経験と実績の上に実施され、それぞれ大きな成果を上げ更に次の段階に向けて進んでいる事を特に強調しました。
 施設からの報告で矢嶋脩司施設長(写真)は、全国報告会inさいたま市の案内チラシにある詩は、障害者の気持ちを的確に表しているので読み上げますと言って参加者にもう一度紹介しました。




 特に感声アイモを取入れて約二年で利用者の皆さんが素晴らしく活性化した。腹式呼吸で行う発声訓練は5分もやると体がほかほかしてくる。そして声がどんどん大きくなり、浦和区役所の販売では声が大きすぎるので区の仕事に差障るのでもう少し声を押さえて販売してほしいと言われるほどです。(笑い)

 さいたま市には全体で37から38の施設があるが、製造と販売に制服を着用しているのはグリーンフィンガーズだけで、毎月30ヶ所で販売している。
 現在は、毎月50万から60万の売上げがあり、各自の工賃も毎月3万円になり、毎月2,000円から3,000円を研修積立金としている。この御蔭で10月28日(火)から30日(木)の2泊3日の研修に北海道に行き、網走市の全国報告会に参加して来た。

 現在、毎週3回ほど感声アイモの発声訓練をオープンに実施しているので是非皆さんも参加してほしい。と報告を締めくくりました。

 販売用の白い制服に身を包んで緊張した面持ちでグリーンフィンガーズの皆さん(写真)が登壇し、大きな声で「あかはなま・・・」の発声を行いました。そして流れる様なリズムで、「おくのほそ道」の朗読です。





 網走市の報告会に引き続き、さいたま市においても、元国士舘大学大学院(日本語学・日本文学・万葉集)教授の故福田眞久先生が著わした「片雲のこころおくのほそ道・芭蕉のこころ三百年」(芦書房)の序文から暗誦してくださいました。

 「発端の『月日は百代の過客にして・・・』(中略)から、旅立ちの『行く春や鳥啼き魚の目は泪 是を矢立ての初めとして行く道なをすすまず。人々は途中に立ちならびて、後ろかげのみゆる迄はと見送るなるべし』までを朗々と読み上げました。

 初めて聞くご家族はその声の清々しさに大変感動され明るくニコニコの表情でした。皆さんの「やればできる!!」という言葉が、単にかけ声ではなく発表を通じてそれが実現した事を実感している様でした。

 次に、菅原三記声育士が、感声の「呼吸と発声」の具体的訓練方法について紹介し会場の皆さんといっしょに体験研修を行いました。(写真)
 丹田呼吸法という名前は知っていても、だれもが出来る様にならなければ、ただ「むずかしい」と言う言葉で終わってしまいます。




 それが出来る様になる為にどう訓練するかそれを独創的な手法を考案しだれでもできる様にしたのが感声の呼吸と発声の訓練方法です。
 参加者の皆さんは、「あいうえお」夫々10回づつの凸凹発声で爽やかな汗をかいて頂き横隔膜の運動で身体があたたかくなって頂きました。





 引き続きおこなったDVD「感声」の抽選会の後、友情出演を頂いた民話「けやきの会」の・語部 伏黒義昭さんに昔話「河童トックリ」・語部 須藤秀恒さんに「あとかくしの雪」を披露して頂きました。(写真)

ありがとうございました。




 全国報告会の記念に、グリーンフィンガーズの皆さんとそのご家族関係者の皆さんで記念写真を撮りました。(写真)
 今後のグリーンフィンガーズさんの活躍を期待すると共に、また新たな事業をいっしょに進めたいと願っています。




 寄せられたアンケートの中で特徴的な感想と意見を紹介します。

アンケート及びコメントより

・自分は、毎日、「おくのほそ道」を暗記して朗読し、今日の発表会も上手くできてよかったと思いました。外出する際も必ず発表会前まで暗記朗読しております。
・埼玉県・さいたま市内はグリーンフィンガーズの施設のみだけに限らず、他の施設(工房さくら、夢燈館、浦和手をつなぐ親の会、大崎むつみ、大宮太陽の家など)も必ず実施してほしいと思います。自分が社会へ出ても、他の施設へ行ったとしても必ず感声アイモ声育士のDVDを見せたいと思いました。
・大変参考になった。
・声を出す仕事をしているのでこれから勉強していきたい。
・今日はとても楽しかったです。感声について、とても参考になりました。声育士について、自分も早くなりたいと思っています。
・とても参考になりました。先生の教えも良くとても感動しました。自分もがんばろうと思います。
・すごく良くわかりました。今後もさらに良くなる様続けて行きたいと思います。
・声育士について、次のステップに行きたいです。
・「声で育む幸せづくり」を今後もがんばって続けて下さい。
・緊張したけど、大きな声で、言えて嬉しかったです。
・とても感心しました。何でも継続ですね。
・親の介護をしているので少しづつですがやってみたいと思いました。
・有意義さを再認識しました。感声について、続けたい。
・声で育む幸せづくりの活動をなを一層活性化して下さい。
・障害とのふれあいに感動した。
・感声について、声を出す事により、健康づくりになると思えた。声育士について、このような事がつかめたのはなにがきっかけかなと思う。
・良かったです。就学前の障害児とその親の方々が行えるといいなと思います。グリーンフィンガーズも何か別のイベントで発表すると他の人々に広がっていくと思います。
・感声について、理解出来た。声育士について、理解出来た。
・発声に関してとても良い方法をご指導頂いたのでとても良かったです。
・いい勉強になりました。感声について、良くわかりました。これからなりたいと思います。
・とても良かったです。いつも声が小さいと言われてますのでこれから練習(5分)して来年は大きな声が出る様に。
・感声について、良くわかり嬉しいです。声育士について、人数が増えて学校などでも御活躍願います。
・みんなと過ごせて良かった。声が出る様になりたい。
・聞こえない声の方法がわからないむずかしい。(耳の不自由な方からのご意見です。)
・とても声が良かったです。
・景品(DVD感声)が当たって本当に良かった。感声について、活発な人になってほしい。声育士について、政治家でもいい。かっこいい髪型だった。
・ 感声の声育士の指導のお陰で本当にありがたい。グリーンフィンガーズのチームワークの良さがわかりました。
<参考資料>

さいたま市報告会でのポスター


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