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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


野田芽吹学園
千葉県 野田市「野田芽吹学園」 野田市指定知的障害者入所更生施設 定員50名
平成20年5月27日(金) 第12回研修



 平成20年度の事業は、昨年度から実施してきた「コミュニケーション障害」克服訓練で、社会参加・自立システムを作ることです。
 その大きな課題の1つが、全国報告会です。
野田芽吹学園はその第1番手を担って頂きます。そこで、理事会でその概要を報告し、全面的な協力を頂くようお願いを致しました。

 理事会を前後して、いつものように大きな声で発声訓練です。
その中で、絵を描くことに熱心に参加して頂くMさんですが、いつもは発声に消極的でした、と言うより声をうまく出せないようで「うーーー・うーーー」としか発音されずみんなが立って声を出すときはいつも座っていました。ところが今日は一緒に立って発声訓練に参加して下さったのです。

 大きく口を開いて楽しそうにリズムに乗っていました。
その後大好きなアクリル画を製作しました。頭を上下に振って手を握り合い気持ちを伝えて頂きました。

 Mさんの絵は非常にスピード感もあり、独創的で個性的な素晴らしいものです。今年度事業ではこのMさんの絵を皆さんにも紹介したいと思っています。

 写真は、Mさんも含め希望者が絵画製作に取り組んでいる所です。

 施設利用者の研修が終了して、職員の「声育士認定試験」を行いました。
2名の方が挑戦され、1名が3級声育士の認定を受けました。

 野田芽吹学園は、3名の声育士が誕生いたしました。

 今年は、9月19日の発表会に向けて施設職員の代表が実行委員会を作り、打合せを重ねながら準備しています。施設を利用する皆さんの代表約20名が報告会でがメインの1つですので万全な訓練も進んでいます。
 また、具体的内容と進行等々についても毎月打ち合わせしていくこととなりました。

 社会参加に向けた施設と利用者と家族と地域との連携が強まる大きな節目になることを願っています。

平成20年4月25日(金) 第11回研修



 野田芽吹学園は、全国に先駆けて今までの事業報告を地域に紹介する施設です。
 それに向けて施設長・職員・理事会と家族会・感声アイモで構成する実行委員会が開かれました。
 当日の運営とそれぞれの人員配置、利用者で発表する皆さんの出し物を含め9月19日(金)に野田市の文化施設「欅のホール」での開催に向けて万全の準備を進めることとしました。
(写真は、いつも一番始めに手を上げて朗読して下さるIさんです。毎回その積極性に感動しています。)

 理事長さんはそれに先駆けて野田市で毎年開催される「サマーフェスティバル」で野田始まって以来の「朗読発表」を計画しています。
 知的障害者更生施設の利用者の方は昨年までは、樽太鼓を上演しており、他の参加施設も同様な内容ですが、今年は「朗読」です。「おくの細道」は暗誦出来る方が増えていますので、多くの方に感動を与えてくれると思います。
 これが地域活躍に繋がる大きな節目になる事を期待しています。

 地域活躍は、知的障害者施設の皆さんの自発性・積極性が基本になります。それが地域の皆さんを「朗読で」感動させることでその存在が認められる事は大きな自信になっていくと思います。
 施設の皆さんは「やれば出来る!!」と言う自信と確信を持っています。それは、施設の職員の皆さんの希望に繋がっていきます。
 何をやっても成果がなければ誰もが嫌になりますが、やればやるほど希望が見え現実に成果が現れ利用者さんが積極的になり次に何をするか、新しい創造を生み始めるとそれは全く違う世界が開けていきます。
 誰でも「コミュニケーションが出来るようになる」感声アイモの発声訓練方法で、是非社会自立の展望を開いて頂きたいと願っています。

 訓練では、まだ声のでない人が参加者の前に積極的に出て来て声を出したそうな表情で参加し、私たちに目で訴えて下さいます。家族とは話せても第三者に声がかけられない人も居ます。如何に心をリラツクスしながら積極性と自発性を発揮して頂くか。また、身体が声を出せるように動かす事に慣れていない人も居ます。それが今日までの研修で少しづつわかって来ました。

 この問題に対する効果的な方法がハッキリするとさらに楽しくなると思います。野田芽吹学園の皆さんがもっと楽しい環境整備に進んで頂くよう期待しています。

 声育士3級が職員に2名誕生しました。毎日、施設利用者さんと発声練習をして下さっています。短い時間でも毎日続けることで大きな力になっていきます。本当にありがとうございます。

平成20年3月28日(金) 第10回研修



 野田芽吹学園で19年度の研修事業が最終となり、20年度事業に引き継いでいく事となりました。
 1つの区切りの日に、書家でもある鈴木施設長さんより「おくのほそ道・行く春や鳥啼き魚の目は泪」の額を頂きました。(写真)
 丁度,さくらが咲き春爛漫の日和に見合った明るい書に感謝致します。



 芽吹学園の皆さんは時間通りの10時には訓練室で椅子に座り今や遅しと待っていて下さいます。
 元気な「おはようございます」の挨拶からはじまり呼吸運動・「あいうえお」の発声運動・「あかはなま・・・・・」の暗唱・「おくのほそ道」の暗唱と集中して訓練します。みなさんは訓練の要点を理解されています。

 参加者には、新たに施設に就職を希望する専門学校を卒業した研修生も加わり、午前のグループは、約30名、午後のグルーブはご家族の方も参加して、ここでも30名を超える参加となりました。
 午前のグループは最重度の方が中心で、絵画製作を行いました。午後はこの1年間に「野田芽吹学園」と「佐渡市・岩の平園」の作品約110点を記録として、プレイルームにならべ写真撮影をしました。

 自分の絵を見つけて喜ぶIさんは「きれい」と満足そうにはっきりと話してくれました。
 多くの作品に午前に研修した絵の好きな皆さんが見学に来てとても嬉しそうな笑顔になりました。研修生や職員も感心しながら美しい作品に見入っていました。

 初めての感声体験に、3人の研修生は目を真ん丸にして参加しました。
発声訓練に非常に意欲的なEさんは「あかまなは・・・」「おくのほそ道」の暗誦訓練では、今までは1つの課題が終わると疲れるのか部屋の隅で休んでいましたが、今日は終始前に出て元気に詠唱をつづけました。
 声も活き活きとして鮮明になって来ています。この意欲を,次年度の事業で社会活躍・自立の方法に発展させていきたいと思います。

「かごめ」「通りゃんせ」「さくら」を全員で元気に唄い最後に「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た」を5から6回、だんだん早くしながら一緒に声を挙げます。
そして全員が「ありがとうございました」で終了します。
 この挨拶訓練は、全施設で実施しています。



 利用者さんの研修を終え、施設職員の個別研修を行いました。廊下では、先ほどのEさんが大きな声を出した事でよほど気持ちが良かったのでしょうか締めくくりの訓練で発声している「ありがとうございました」を何回も大きな声を出し、自主的に発声訓練をしています。

 職員の声育士養成研修では、研修生も含めて声育士認定の課題を紹介しながら「美濁音(鼻濁音)」の訓練を中心に行いました。

 今回は、3級認定を受けた職員が1名でしたが20年度から体勢も新たに作業班のリーダーを先頭に施設での毎日の訓練と声育士認定に向けて取り組んでいく事としました。

 多くの声育士が、知的・精神的・発達等々の障害のある方の心を安定させ落ち着いて作業し過ごせる環境のなかで、生活訓練・就業訓練・事業などに取り組んで頂きたいと思います。
 そして、日頃の研鑽を深め職員の皆さんが中心になって、声育を進めて頂きたいと思います。
 野田芽吹学園では、20年度から体勢が替わりますが、午前と午後に定員50名の方が、それぞれ4つの班に分かれ職員の指導で毎日全員が感声アイモの発声訓練をして下さるそうです。

 今後とも宜しく御願い致します。ありがとうございました。

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